テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は25日、今週発売の「週刊文春」が、岸田文雄首相の熊本県の後援会会長を務めていた崇城大の中山峰男学長が旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の関連団体で11年に発足した日韓トンネル推進熊本県民会議の議長を務めていたと報道したことを伝えた。

 岸田首相は24日に首相官邸からオンラインで会見し、中山氏は「指摘の会議についても旧統一教会に関連しているという認識はなかった。さらに同会議はやめられたと聞いている」と述べ、自身と教団との関係を「私自身、知り得る限り旧統一教会とは関係ない」と否定した。さらに旧統一教会との自民党議員との関係を「党としてもう一段踏み込んだ対応を検討」と述べた。

 スタジオでコメンテーターで同局の玉川徹氏は岸田氏の「踏み込んだ対応」との発言に「本来は自民党だけの問題じゃない。立憲民主党も14人、関与していたわけですから国会議員全体の問題」とし「国会に調査委員会を作ってその権限の下に調査することをやろうと思えばできるわけです。それをやろうと思ったら自民党はできるんです、最大の数を持っているわけですから」と提言した。

 続けて「自民党が国会に調査委員会を作るって決めればできる。総理じゃなくて総裁として方針を決めればできる。そこまで踏み込もうとすればできる」と指摘していた。

 さらに玉川氏は調査委員会を野党が提言すべきとし「それができなかったら野党じゃない」とコメントしていた。

https://hochi.news/articles/20220825-OHT1T51018.html