立憲民主党の安住国対委員長は29日、安倍元首相の国葬にかかる費用約2億5000万円について「収まるわけがない」と指摘し、「額を小さく見せて、ごまかそうなんて思わないことだ」と批判した。

立憲民主党の安住国対委員長は29日、自民党の高木国対委員長との会談後、記者団の取材に応じ、26日に閣議決定された安倍元首相の国葬の費用、約2億5000万について、「収まるわけがない」と指摘した。

安住氏は各都道府県から応援警備のために上京する警察の費用や、来日する海外要人に関する費用に触れて、「全部積み上げたら2億5000万円で収まるわけがない。正直に総額を明示して、国民の分かるところで議論すべきだ」「決定した首相自らが議会に出てきて、国民に説明した方がよい」と述べ、岸田首相の国会での説明を強く求めた。

さらに「(国葬費用の)額を小さく見せようということがにじみ出ていて、姑息なことをやっているから不信感を持たれる。額を小さく見せて、ごまかさそうなんて思わないことだ」と痛烈に批判した。

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