10日夜、札幌市のスーパーで、弁当2点を万引きしたとして、50歳の男が逮捕されました。
 男は現金約10万円を所持していて、捜査関係者は「なぜなのか?」と首をかしげています。

 窃盗の疑いで逮捕されたのは、札幌市豊平区に住む自称無職の50歳の男です。
 男は10日午後6時過ぎ、札幌市豊平区のスーパーでヒレカツ弁当と鶏肉弁当の2点(販売価格1183円)を盗んだ疑いがもたれています。
 警察によりますと、男は店内で上着の中に弁当を隠し、目撃した警備員が、男が店の外に出たところで男を取り押さえ、「万引き犯を確保した」と警察に通報しました。
 警察の調べに対し、男は「間違いありません。食べたかった弁当を万引きした」と、容疑を認めているということです。
 一方、逮捕後、警察の調べで、男は現金約10万円を所持していたことがわかり、生活が困窮していたとは考えにくく、わずか1000円余りの弁当を万引きしたことに、捜査関係者も「なぜなのか」と首をかしげています。
 警察は、男の余罪などを詳しく調べています。

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