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松江市保健衛生課によると、9月14日午前6時ごろ、鳥取県内に住む60代の女性が下痢や腹痛の症状で、松江市内の病院を受診した。

松江保健所では、医師への聞き取りを行い、症状などから「イヌサフラン」を原因とする食中毒と判断した。

女性は軽症で、現在、経過観察のため入院しているという。

イヌサフランは園芸用として栽培される植物。

球根はニンニクやタマネギ、ジャガイモ、葉はギョウジャニンニクに似ているが、コルヒチンと呼ばれる毒が含まれている。

このため、誤って食べてしまうと、嘔吐や下痢のほか、重症の場合は死亡することもあり、毎年のようにイヌサフランによる食中毒が起きている。

松江市では、誤って食べることが無いよう人の手の届くところや台所に置かないなど、注意を呼び掛けている。

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