https://www.sankei.com/resizer/prfo3tJeDNHtfW-m0ncLYPfxjo4=/1200x0/filters:focal(742x309:752x319):quality(65)/cloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com/sankei/XQ4YOT5LKZLLXA34CHZAVEKLMU.jpg
安倍晋三元首相の国葬参列について「被災者を代表する気持ちで感謝を伝えたい」と述べる宮城県の村井嘉浩知事=26日午前、県庁(奥原慎平撮影)

宮城県の村井嘉浩知事は26日の定例記者会見で、27日に実施される安倍晋三元首相の国葬(国葬儀)に参列するにあたり「東日本大震災の復興がここまで進んだのは安倍元首相のリーダーシップがあったから。被災者を代表する気持ちで感謝を心の中で伝えたい」と述べ、震災復興に力を注いだ安倍氏への謝意を強調した。

村井知事は「たびたび被災地を訪れ、被災地に寄り添った対応をしてくれた。全ての閣僚に『復興大臣という思いで対応するように』と言ってもらい、全ての閣僚が真摯(しんし)にわれわれの話を聞いてくれた」と、安倍氏を振り返った。

一方、国葬のタイミングに合わせ、安倍氏を殺害した容疑者をモデルにした映画の公開が予定されていることについては「理解できない。どんな理由があろうと、人殺しは絶対に許されない。どういう扱いをするのか分からないが、美化するようなことがあってはならない」と不快感を示した。

https://www.sankei.com/article/20220926-6JTCUFWKZ5N35PMMCZC4XUNM6Y/