立憲民主党の辻元清美参院議員が3日、自身のツイッターを更新し、あらためて世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との接点について説明した。辻元氏は安倍晋三元首相の国葬が行われた9月27日、過去に旧統一教会の関連団体WFWP(世界平和女性連合)の勉強会に参加していたと明かした。

 3日のツイートでは、この日から臨時国会が始まったことに合わせて、あらためて勉強会について説明。地元の支持者から誘われて勉強会に参加し、秘書の分と合わせて2000円の参加費を払ったとした。「この領収書を受け取った時は WFWPが統一教会関連団体とわからなかった。」と振り返った。公表が国葬当日となったことについては「これまでの党の手順にのっとったもので、国葬の日にぶつけたわけではない。」と主張した。

 領収書なども公表して説明しているのは「統一教会の『手法』を明らかにすることで、少しでも被害をくいとめることにつなげたいから。」と説明した。なお、領収書の日付は「2012年4月28日」となっており、当時、辻元氏が所属していた民主党は与党だった。首相補佐官や政調副会長など要職も務めた“与党の大物議員”辻元氏に旧統一教会が近づいてきていたということには言及していない。

 辻元氏は、接点のあった団体が旧統一教会関連だったとは「わからなかった」とした上で「細田議長もここはしっかり説明すべき。引き続き、政策が歪められていないかなど、実態を究明していきます。」と自民党・細田博之衆院議長を名指しして追求。さらに「そもそも、私は選択的夫婦別姓や同性婚推進、改憲反対で、一貫して統一教会的なものと闘ってきました。」と自身のスタンスも強調した。

https://www.daily.co.jp/gossip/2022/10/03/0015692490.shtml