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「ほぼ毛ガニ」=カネテツデリカフーズ提供

 魚肉の練り製品を手がける「カネテツデリカフーズ」(神戸市)は5日、魚の練り物を使って、毛ガニの味を再現した「ほぼ毛ガニ」を発売すると発表した。同社の看板商品で、本物のような味や食感、見た目を再現したフェイクかまぼこ「ほぼシリーズ」の最新作だ。販売期間は12月25~31日。昨年末にも販売したズワイガニ、タラバガニの特別商品も同時に売り出す。

 同社は「自社のカニ風味かまぼこ史上、最高傑作。『三大ほぼカニ』で年末年始の食卓を盛り上げたい」としている。

 ほぼ毛ガニは、本物のずんぐりとした見た目を再現。身を太く、短くした。カニのエキスとオイルの量も従来品より増量し、黄色みがかったカニみそを再現したタレも添えた。 公式通販サイトで先行予約販売を行っている。1パック198グラム入りで税込み1080円。限定1千パックで、配送は12月下旬ごろの予定という。

 ほぼシリーズは2014年3月に第1弾の「ほぼカニ」が誕生。その後、ホタテ、カキフライ、うなぎ、いくら、だいたいイカなどを発売した。累計販売量は6千万パックを突破し、同社の主力商品群になっている。(金子智彦)

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