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石川県産の高級ブドウ「ルビーロマン」が韓国に流出している問題で、県は4日、韓国の特許庁にルビーロマンの商標を出願しました。非正規品の流通を阻止することが狙いで、馳知事は6日、国の特許庁を訪ね、登録に向けた支援を要望します。

高級ブドウのルビーロマンをめぐっては、去年から韓国で同じ名前のブドウが販売されているのが確認され、県が今年8月、流通しているブドウを持ち帰りDNAを調べたところ、県産と同じ遺伝子型であることが判明しました。

すでに韓国では第三者によってルビーロマンの商標登録が行われていましたが、現地の種苗業者の訴えにより8月に無効となったことから、県は4日、韓国の特許庁に新たに商標登録を求め出願しました。韓国側が認めれば今後、「ルビーロマン」という名称の使用については県が権利を持つことになります。

一方、県の担当者によりますと、一般的に海外での商標登録には2年ほどかかるとされていて、馳知事は6日、国の特許庁を訪問し登録に向けた支援を要望することにしています。

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