天童市の男子小学生2人が道に迷った幼い女の子に声をかけて、無事保護につなげたとして7日、警察から感謝状を受け取った。
表彰されたのは、天童市立寺津小の4年生・太田詩生くんと6年生・太田愛琉くん。2人は7日、天童警察署を訪れ、本間義和署長から感謝状を受け取った。
2人は9月15日午後、下校途中に一人で泣きながら歩いている未就学の女の子をみつけ、「大丈夫?」と声をかけ、その後、周囲の大人に助けを求めた。女の子は警察に無事保護され、探していた親に引き渡された。

天童市立寺津小6年太田愛琉くん「その子を放っておいたら車にひかれたりとか誘拐されたりとか危険もあるので助けようと思った」

天童市立寺津小4年太田詩生くん「お母さんとかいなかったから一人で大丈夫かなと思って声を掛けた」

2人は「今後も困っている人に勇気をもって声をかけていきたい」と話した。