鳩山由紀夫元首相がこのほど、中国国営の中央テレビ(CCTV)のインタビューで
日本の外交政策に言及した。中国メディアの観察者網が9日付で伝えた。

鳩山氏は「私は日本が常に米国の顔色をうかがうような外交を続けてしまっていることを非常に残念に思っている」とした上で、
「特に今、台湾有事が取り沙汰されている。こうした時に原点、
すなわち中国は基本的には一つなんだと。一つの中国ということを中国政府が主張していることを、
われわれ(日本)は『理解する』としているわけだから、その考え方に基づいて(日中国交正常化)50周年という記念すべき時に、
われわれはもう一度その考え方を理解し、発展させていくべきではないかと思っている」と述べた。

これについて、中国のネットユーザーからは「鳩山氏は中国人民の古くからの友人と言っていい」
「日本の中で数少ない聡明な人」
「鳩山さん気を付けてね。こんな父親(米国)を裏切るような発言をしてしまって」
「それを言ってもどうしようもない。(日本は)国全体が(米国に)誘拐されているようなものだからな」
「日本が戦後、米国の顔色をうかがわなかったことがあるだろうか」
「中国、日本、朝鮮は同種なのだから団結すべき。前提は日本が米国のコントロールを脱し、軍国主義と一線を画すこと」
といった声が上がっている。(翻訳・編集/北田)

https://www.recordchina.co.jp/b902513-s25-c100-d0052.html