選挙演説中に凶弾に倒れた安倍晋三・元首相の地元、山口県下関市で15日、県民葬が始まった。会場のコンベンション施設「海峡メッセ下関」には、安倍氏の遺影を掲げた祭壇が設けられ、参列した国会議員や県内の首長らが黙とうをささげた。

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安倍元首相の県民葬で黙とうする参列者(15日午後2時10分、山口県下関市で)=浦上太介撮影

 県民葬は県、県議会、自民党県連などでつくる葬儀委員会と安倍氏の遺族、後援会の主催。村岡 嗣政つぐまさ 知事や細田衆院議長らが追悼の辞を述べ、喪主の安倍昭恵夫人が遺族代表のあいさつをする。約6300万円の費用は県や自民党県連などが分担する。

 山口市や長門市など県内7か所には15日午後4時まで一般献花会場が設けられている。海峡メッセ下関でも午後4~6時頃に一般の献花を受け付ける。

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