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安倍氏銃撃事件から100日経っても‟統一教会報道“を続けるワイドショー関係者のホンネ「やめたくてもやめられない」 [きつねうどん★]
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垢版 |
2022/10/28(金) 07:51:49.54ID:olBvXvhS
「教会側からネタを投下してくれる」
「正直言って、番組制作者とすれば来る日も来る日も統一教会ネタをやるのは苦痛だし、飽きてもいます。それでも統一教会側がツッコミどころ満載のネタを投下してくるんです。

その上、山際大臣を筆頭に政権側の関係人物も、さらには次々に声をあげ始めた2世や被害者も、キャラが立っています。いまややめたくてもやめられない状況にいるというのが正直なところという気がします」

こう語るのは、とあるワイドショーで統一教会問題を担当するディレクターだ。彼が語るように、日本のテレビのワイドショーは現在、来る日も来る日も統一教会問題を放送し続けている。7月8日に安倍元首相が銃撃されてから、すでに100日以上が過ぎたが、なぜワイドショーは統一問題を放送し続けることができるのか。

通常これほどまでにひとつの問題を放送し続ければ、ネタが切れてくる。しかも、視聴者に飽きられてしまうリスクも高い。しかし、今回各局とも統一教会問題を取り上げるのをやめる気配はまったくない。これはなぜなのか? かつてワイドショーの制作にあたっていた筆者は、複数のワイドショー関係者に聞き取りを行い、自らの経験ももとにその背景を分析してみた。

そもそもなぜここまでワイドショーが継続的に統一教会問題を取り上げ始めたのか? そのきっかけとなったのは、安倍首相銃撃事件直後、参議院議員選挙期間中にテレビや新聞が「統一教会の名前」を報道できなかったことに対する反省にある、とあるディレクターは語る。

「当初から“統一教会だ”とわかっていたのに、それを放送することができませんでした。危機管理面も考えて慎重姿勢になる上層部に対して、現場のスタッフたちは非難囂々でした。だから、教団側が会見したときにはガッツポーズしました。もしあの会見が無かったら、いまでも統一教会という名前を出せていなかったかもしれません」

「ミヤネ屋」が果たした役割
当初、統一教会の名前を出せなかった忸怩たる思いが、現場の「統一教会問題を報道し続けよう」というモチベーションをキープさせている大きな要因だ、とするこの証言は非常によくわかる。筆者も周囲にいるテレビマンたちから当時、「名前を放送できなくて悔しい」という、同じような声をよく耳にしたからである。

そしてもうひとつ。大きな役割を果たしたのが、読売テレビ制作の『ミヤネ屋』であることは間違いないだろう。『ミヤネ屋』は、質・量ともに統一教会報道の先頭を走ってきたと言っていい。この番組が統一教会問題報道に積極的な姿勢となった理由はなんだろうか?

「それはミヤネ屋に、日本テレビ『ザ・ワイド』にいたスタッフが多く、彼らが統一教会問題に詳しかったからだ」と分析する記事を見かけるが、関係者に話を聞いてみるとどうやらそれは正しくないようだ。100人を超える数のスタッフがいるミヤネ屋に、『ザ・ワイド』出身のスタッフはわずか3人程度。スタッフルームでは「何を根拠にそんな記事が出るのか」と笑っているという。

では本当のところは何か? 関係者の話を総合すると、大きな要因のひとつは「テレビ朝日『羽鳥慎一モーニングショー』への対抗意識」であると言えそうだ。

ご存知の通り、『羽鳥慎一モーニングショー』は、現在放送されているワイドショーの中でもトップクラスの視聴率を誇る、いわばワイドショー界の雄だ。しかし『モーニングショー』は当初、スタジオにゲストとして呼んだ紀藤正樹弁護士の発言に対して局に抗議電話が殺到したことなどを受けて統一教会問題を取り扱うことに消極的な姿勢を見せていた。

そしてその間、出だしでつまづいた『モーニングショー』とは対照的に統一教会問題を積極的に放送していた『ミヤネ屋』そして読売テレビに対する世間の評価がどんどん上がったのだ。このことを受けて、どうやら『ミヤネ屋』は統一教会問題を積極的に扱うようになったのだ。
0002きつねうどん ★
垢版 |
2022/10/28(金) 07:52:10.23ID:olBvXvhS
鈴木エイトさんがもたらしたもの
そしてもうひとつ、『ミヤネ屋』に限らずワイドショーが統一教会問題を報じ続けられるようになった大きなきっかけは、ジャーナリスト・鈴木エイト氏との出会いだったとあるワイドショー関係者は分析する。

「鈴木エイトさんという、週刊誌では活躍されていましたがテレビとは繋がりがなかったジャーナリストとの出会いも大きかったと思います。紀藤正樹弁護士の推薦もあって、ネタ元も兼ねた解説者として各局のワイドショーが彼を起用するようになりました。

鈴木エイトさんのおかげで、扱えるネタの数が大きく増えましたね。これが大きな転換点になったと思います」

当初どうやら、『ミヤネ屋』をはじめ各局のワイドショーのスタッフの間では「あまり統一教会批判に突っ走るのはまずい」という空気が流れた時期もあるようだ。「山上容疑者の犯行動機につながる問題以外は放送しない」という方針を決めた番組もあった。「やるべきトピックがあるときだけ放送する」というスタンスになり、統一教会問題をあまり扱わなくなった時期もあったという。しかしそれを打破したのが「鈴木エイト氏という存在」だったというのだ。

「統一教会という特殊すぎてあり得ないとも思える教義を持った宗教団体は、掘れば掘るほどネタになります。しかし、このままでは新興宗教を叩いているだけなのではないか? と悩んだ時期もありました。やるべきか、やらないべきかで悩んでいる間にも数字(視聴率)はどんどん好成績を収めていきました。

そんな悩みをみんなが抱えているころに、鈴木エイトさんとの出会いがあって、勝共連合を含む関連団体による政界工作の問題や二世信者の問題など、統一教会問題をやるべき理由が一気にいくつも増えたのです」

「ミッチーサッチー騒動」との違い
筆者の経験から言うと、ワイドショーがひとつのネタを連日放送する上で障害となることは3つある。ひとつは、「ネタが切れる」こと。もうひとつは、「視聴者の関心が切れる」こと。そしてもうひとつ、一番恐ろしいのは「そのネタをやるべき必然性が切れる」ことだ。

かなり古い例になるが、かつて筆者は、浅香光代さんと野村沙知代さんのバトル、いわゆる「ミッチーサッチー騒動」の時代を現場で経験している。あのころワイドショーは連日のように繰り広げられる場外乱闘で「ネタと視聴者の関心が切れること」はないまま連日ミッチーサッチー騒動を放送した。

しかし、そこには「そのネタをやるべき必然性」が決定的に無かった。そのことで一部のワイドショーは視聴者から信頼を失い、その後長い視聴率低迷の暗黒の時代を迎え、現場は苦心惨憺したのである。それほど「そのネタをやるべき必然性が切れる」のは恐ろしいのだ。

今回の一連の統一教会問題報道で、テレビのワイドショーは鈴木エイト氏をネタ元として活用し、出演してもらうことによってまずは「ネタが切れること」を克服した。そして、「勝共連合を含む関連団体による政界工作の問題や二世信者の問題」を取り扱うようになったことで「視聴者の関心が切れること」も克服した。そして「勝共連合を含む関連団体による政界工作」に関して、今回辞任を表明した山際大志郎経済再生担当大臣をはじめ、政界の対応があまりにもグズグズでお話にならないことが「そのネタをやるべき必然性が切れること」を克服したと言うことができるのではないか。

教会側の狙いが裏目に
さらに、「教団側が自ら、統一教会問題報道を長引かせている」と指摘するディレクターの声もある。

「統一教会の報道対応が、とことんマズイのも大きな要因になっていると思います。外国特派員協会での会見も、非常にやり方が悪い結果、かえってテレビにネタを提供している感じになっています。しかも勅使河原さんという人物の登場で、さらに盛り上げてしまった。
0003きつねうどん ★
垢版 |
2022/10/28(金) 07:52:14.42ID:olBvXvhS
橋田さんの元妻の証言ビデオを公開するに至っては、もう自ら炎上のための燃料を投下しているとしか思えません。

個人的な分析ですが、韓国が起源の統一教会は、日本人的な問題解決のアプローチをまったく理解していないように思います。韓国人的なアプローチの本部の指示に従って動いた結果、ドツボにハマっているように見えるのです」

確かに勅使河原さんにしろ、山際大臣にしろ、今回の統一教会問題にはあまりにもキャラが立った登場人物が多数登場しすぎだ。それに加えて「紀藤弁護士vs橋下徹」「太田光vsひろゆき」など、いろいろな魅力的な場外乱闘が次々に起こっている。こうした「キャラが立った登場人物たち」も視聴者を飽きさせない原因のひとつになっているのだろう。

そして、頻繁に開かれる教団側の記者会見自体がネタを提供することになっている。最近ではあえて『ミヤネ屋』の放送時間に合わせて記者会見が開かれているようなフシもある。これは教団側も「テレビを利用しよう」としていると言えるわけだが、このことも『ミヤネ屋』は会見中に「意義あり」ボタンでツッコむなど、視聴者の興味を惹きながら、教団側の思うツボにはさせない巧みな演出をしていて、なかなか素晴らしいと思う。

そして現在、ワイドショーが統一教会問題を放送するのを止めるべき理由はこれと言って見当たらない。いや、むしろこれからも引き続きやり続ける理由しか見当たらないのではないか。現場からもこんな声が聞こえてくる。

「いま私たちが統一教会問題を報道するべき大義としては

1:山上容疑者の犯行動機解明
2:政治との関係
3:安倍家三代の因縁
4:高額献金被害の実態解明
5:祝福2世問題

……はっきり言って、何をどう扱っても『やるべき大義』に引っかかるという『入れ食い状態』になったと言えるのではないでしょうか。」

「私個人としては、統一教会に被害を受け、声をあげたい人たちが『今なら聞いてもらえる』と望みをもってメディアに駆け込んだり訴えているタイミングだと思うので、その声を無碍にすることはしてはいけないと思っています」

これからも当面の間、テレビのワイドショーには「統一教会問題を放送するべき必然性」があり続けるのだと思う。そしてその「必然性」が存在し続ける限り、現場のテレビマンたちには、連日大変だとは思うが、頑張って統一教会の反社会性を批判し続ける先鋒に立ってもらいたいと筆者は願う。

https://gendai.media/articles/-/101467
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