ロシア国内で警察官に向かって機関銃を発砲した男が逮捕されました。独立系メディアは民間軍事会社「ワグネル」が兵士として採用した受刑者だったと報じています。

 ウクライナに近いロシア南部のロストフ州で6日、迷彩服を来た男が警察官に向かって機関銃を発砲し、逃亡しました。

 ロストフ州知事は7日、男を逮捕したと発表しました。

 独立系メディアによりますと、逮捕されたのは38歳のロシア人で、強盗などの罪で服役中に民間軍事会社「ワグネル」によって兵士に採用されたものの、11月24日に脱走したとということです。

 プーチン大統領に近いプリゴジン氏が創設したワグネルは受刑者を兵士としてウクライナの前線に送り込んでいると指摘されています。

 プリゴジン氏は受刑者に対して戦争に参加すれば自由になると呼び掛ける一方、脱走すれば処刑するなどと警告していたということです。  

https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000278887.html