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ラサール石井公式ツイッターより

 お笑いタレントのラサール石井が、防衛大臣などを務めた岸信夫総理大臣補佐官の長男の名前などをコラムで揶揄し、ネット上で物議を醸している。

 次の衆議院選挙に立候補しない意向を固めたと報じられている岸氏。後任については秘書を務める長男を推すという報道もある。

 岸氏のこの意向に対し、12日にはツイッターで「『このあたりで息子に譲りたい』って戦国時代か。選挙区はあんたの領地じゃないよ」と苦言を呈していたラサール。さらに18日には、自身が『日刊ゲンダイ』に連載しているコラムを写した画像を公開。再び「政治家という職業は世襲するのが当たり前と考えるのもおかしい」と批判を展開した。

 また、ラサールは岸氏の長男の名前が「信千世」であることに触れ、「中世感が半端ない」と揶揄。さらに、岸氏自身は故・安倍晋三元首相の実弟だが、生後まもなく母の兄夫妻に養子に迎えられたという来歴に触れ、「まさに中世のような話だ」「山口の旧家では岸家を断絶させないことが何より大事だったのであろう」と皮肉を綴っていた。

 その後も、ラサールは岸氏が後任に長男を指名したことについて、「お殿様みたいな発言」と苦言。「もうそろそろいいかげん、世襲はやめていただきたい。が、それを選んでしまう選挙民にも問題はある。時代とともにこういった意識が変わっていくのはいつの日なのか」と有権者にまで批判を広げていた。

 しかし、このラサールのコラムにツイッターからは「もうただの誹謗中傷」「名づけに口出すのはどうなんだ」「名付けの法則や親族間養子縁組は一般でもあること」「世襲って言ったって選挙なしでは政治家になれないのに」「個人の名前にケチつけるとか人権意識が皆無」といった厳しい声が集まっていた。

記事内の引用について
ラサール石井公式ツイッターより 

https://npn.co.jp/article/detail/200026258/