走行中の山陽新幹線の車内で暴れ、車掌にけがを負わせたとして、自称会社役員の女が現行犯逮捕されました。

警察によりますと山口市の自称会社役員・鈴木裕美容疑者(61)は11日午前9時半ごろ、新山口から小倉方面へ走行中の山陽新幹線の車内で、男性車掌(37)の顔を殴りつけるなどしてけがを負わせた疑いがもたれています。

酒に酔った鈴木容疑者が間違った指定席に座っていたのを車掌が注意したところ、いきなり殴りかかってきたということで、JR西日本からの通報を受けた警察が、小倉駅で鈴木容疑者を逮捕しました。

警察の調べに対し鈴木容疑者は、「相手が先に髪の毛を引っ張り、腕をつかんできたので、正当防衛としてやった」という趣旨の話をし、容疑を否認しています。警察が詳しく調べています。

https://kbc.co.jp/news/article.php?id=9530090&ymd=2023-01-11