同じ皇室でも思想や行動がまったく違う…天皇家と秋篠宮家の"兄弟確執"が解消されない根本原因
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■流れが変わった「眞子さんの結婚問題」

この結婚について国民の間で賛否が渦巻く中、4年近く、秋篠宮はこの結婚問題に優柔不断な態度をとり続けてきた。妻である紀子さんの従業員に対する厳しい態度を、「ご難場」として週刊誌が何度も取り上げた。

天皇の退位が決まり、即位のための大嘗祭が行われることになると、秋篠宮は誕生日会見で、「(大嘗祭は)宗教色が強いもので、国費で賄うことが適当かどうか」と述べ、天皇の私的生活費にあたる「内廷費」から支出されるべきだという考えを示した。
秋篠宮は、「身の丈に合った儀式にすれば、皇室の行事として本来の姿ではないか」と、大嘗祭をより簡素なものにすべきだとも述べた。

さらに秋篠宮は、「兄が80歳のとき、私は70代半ば。それからはできないです」と、自らは天皇にはならないという意志を明確にしたような発言をした。秋篠宮がそれ以上言及していないので真意は分からないが、この発言をめぐって物議を醸した。

長女眞子さんが小室圭さんと結婚してニューヨークへ旅立つと、2人に向かっていた週刊誌のバッシング報道が、秋篠宮家に向かった。

2021年、福岡県北九州市主催の「第12回子どもノンフィクション文学賞」で佳作に選ばれた悠仁さんの作文に、盗作疑惑があると報じられた。
秋篠宮紀子さんは長男を初の東大卒の天皇にしたくて、筑波大学附属高校にコネ入学させたのではないか。入学したはいいが、授業に付いていくのが精いっぱいなのではないか。噂話が次々に報じられた。

そんな中、愛子さんが成人して会見に臨んだ。それを見た安倍元首相が、こんな感想を漏らしていたという。
「愛子さまの素晴らしいご成長ぶりには、驚いた。とても喜ばしいことだ。会見の最中、原稿に一度も目を落とすことなく話されていたのも印象的だったね。(中略)冗談も軽やかに交えながら、ご自分の言葉で話されていた。本当にご立派だと思った」(文藝春秋2022年12月号)

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