https://www.iwate-np.co.jp/media/static/article/photo/102475/2778dfafqm02AGDznQ00BGNzMw1wo250LJyhWy89AwAwAQyzMwt.webp
恐ろしい形相のなもみに囲まれ泣き叫ぶ南川瑛至郎ちゃん(中央)=15日、野田村玉川

 野田村の小正月行事「なもみ」は15日夜、村内で行われた。鬼の面とわらみのをまとった、なもみが24戸を訪れ、子どもたちの健やかな成長を願った。

 村なもみ保存会(小野寺勝会長)のメンバーが3組に分かれて出発。家に着くと笛の合図で壁をたたきながら「悪い子はいないが」「言うことを聞かないと山に連れて行ぐぞ」などと大声を上げ、子どもたちを驚かせた。

 同村玉川の南川正樹さん(40)方では、なもみに気付いた次男の瑛至郎ちゃん(6)が大泣き。「いい子にできるか」となもみにすごまれると、何度も「うん」とうなずいた。

https://www.iwate-np.co.jp/article/2023/1/16/133126