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<大相撲一月場所>◇九日目◇16日◇東京・両国国技館

 前頭七枚目・宇良(木瀬)と前頭四枚目・錦富士(伊勢ヶ濱)の一番で、勝負が決する際に宇良が“謎の手の動き”を披露。まるで念力を送るようなその仕草に、ファンも「マジックやん」「コレは笑うwwwww」と盛り上がった。

 立ち合い潜り込むようにやや左に動いた宇良。対する錦富士は懐に入れさせず突っ張ってきたが、宇良も素早い動きで果敢に攻めていく。両者激しい突き合いを繰り広げると、最後は滑るように前のめりになった錦富士がバランスを崩してうつ伏せに転がった。この時、宇良は空を切るように手を細かく動かしており、その“謎の仕草”のためか、取組を終えた宇良は苦笑いを浮かべていた。館内もしばらくざわめきが収まらなかった。はたき込みで勝った宇良は6勝目。敗れた錦富士は6敗目を喫した。

 取組を受けて、ABEMAで解説を務めた元関脇・若の里の西岩親方は「やっぱり宇良は低いですね。今日は錦富士が頭で当たっていくよりもちゃんと見ていくような立ち合いでした」と説明。勝負が決するシーンについては「最後は宇良も苦笑いと言いますか。錦富士がバランスを崩してしまいました」と語ると、「それだけ宇良の攻めが今日はよかったと思います」と称賛した。

 宇良の空を切る“謎の手の動き”に、ファンも「最後念力?」「魔法かけたな」「空中はたき込み」「ハンドパワー」「達人の域やな」「マジックやん」「とどめのピロピロ」「念を送ったんやね」と大盛り上がり。「コレは笑うwwwww」「これ笑わないの無理だろww」と爆笑を呼んだほか、宇良自身も苦笑いする光景に「自分で笑ってるやん」「宇良笑っちゃってるw」といったツッコミも相次いでいた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)

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