飲食店の客が置き忘れた現金190万円入りのショルダーバッグを盗んだとして、兵庫県警尼崎南署は25日、窃盗の疑いで同県尼崎市内に住む会社員の男(51)を逮捕した。男は容疑を認めつつ、現金は使わずに家で保管していたという。「高額だったので使えなかった」と話している。

 逮捕容疑は昨年11月30日午後0時半ごろ、尼崎市内のカレー店店内で、会社員の男性(52)が置き忘れたショルダーバッグ(現金190万円など在中)を盗んだ疑い。

 同署によると、190万円は仕事の関係で使う予定だったという。その後、バッグは市内の商業施設内にある男性用トイレに現金を抜いた状態で捨てられていた。付近の防犯カメラの映像から男が浮上した。

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