2/1(水) 20:57   日テレNEWS
https://news.yahoo.co.jp/articles/01a5c2050502bd46e39fa0499e1e0c829deaf976

2月も値上げラッシュが止まりません。調査会社によると、5000品目以上が値上げします。こうした中、より安く食品が買え、食品が売り上げの3割ほどを占めるというドラッグストアが注目されています。お得に商品を買うことができる理由を取材しました。

     ◇

埼玉・吉川市のスーパーマルサン吉川店を取材すると、買い物客からは、ため息が聞こえてきました。

買い物客(20代)
「ケチャップとか調味料系も上がっているので、つらいですよね」

買い物客(50代)
「この子の時代はどうなっているんだろうと。これだけ上がってくると」

帝国データバンクによると、2月に値上げした食品は“食卓に欠かせない”冷凍食品、ケチャップ、ソース、お菓子など約5500品目で、2022年10月に次ぐ多さです。

加速する一方の値上げラッシュに、買い物客からは「調理法とかで、何とかしのいでいる」、「減らすところを探すとなると、おやつとかになっちゃいますよね」という声が聞かれました。

東芝データの調査によると、全国のスーパーにおける平均購入数(2022年)は2年前と比べると、1品減少しました。

スーパーマルサン 齋藤元宏・常務取締役 
「値段が上がってくれば、結果として、買う量を減らすとか。そういう動きになっているのではないかと。生活防衛的に」

     ◇

スーパー側も買い控えを実感する中、食品を買う選択肢の1つとなっているのが、「ドラッグストア」です。東京・新宿区のツルハドラッグ高田馬場店を取材しました。

――結構、買っていますね?

80代
「5個。これ98円だっていうから、買っているの。これくらいの値段なら、いいかなって」

クーポンを利用して、さらにお得に買い物する人もいました。

40代
「スーパーで特売とかの方が安かったりすると、スーパーで買ったりするけど。だいたい、こういうの(飲料は)こっちの方が安かったりするので、クーポンもあったりするので」

経済産業省が発表した商業動態統計によると、今やドラッグストアの売り上げの3割ほどを食品が占めています。なぜ値上げラッシュが続く中でも、ドラッグストアは安さを維持できるのでしょうか。そのカラクリが、お客さんの行動から見えてきました。

2リットル入り127円のお茶を買いに来たという女性は、実はドラッグストアをはしごしています。

50代
「こっちの方が安くなっている時があるので、何軒か見て」



続きは上記リンク先をご覧ください。