2/2(木) 20:44    読売新聞オンライン
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 永岡文部科学相は2日の衆院予算委員会で、小中学校の卒業式でのマスク着用について、「マスクをしないと嫌だという子どもは着用し、外すと家庭で決めた方は外しての参加になると思う」と述べ、「家庭の判断」によるとの考えを示した。

 だが、政府は1月27日に「マスク着用は個人の判断に委ねる」との緩和方針を示したものの、緩和時期や具体的な内容は検討中だ。このため、永岡氏は予算委終了後、文科省内で記者団に「現時点で卒業式でのマスクの取り扱いを決めた事実はない」と釈明し、事実上、答弁を撤回した。学校生活の早期正常化を目指す意気込みが勇み足となったようだ。