2/11(土) 14:02    日刊ゲンダイデジタル
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 時の人から渦中の人となった国際政治学者の三浦瑠麗氏(42)の身に異変が生じたようだ。夫の三浦清志氏(43)が経営する投資会社「トライベイキャピタル」などに東京地検特捜部がガサ入れして以降、テレビからはすっかり姿を消したが、一時休止していたSNSは復活。インスタグラムに10日、こう投稿していた。


〈汁物とおこうこぐらいの簡単な食事がいい、という日は一年になんどもあるのだけど、しばらくそれくらいしか受け付けなくなって、体重が3〜4キロ落ちた。見方を変えれば、コロナ太りからなかなか痩せなかったのが、一気に目標体重になって良かったともいえる〉

 食が細くなり、結果的にダイエットに成功──。乙女心の発露なのか、強がりなのか。イチイチ発信する真意は不明だが、第2次安倍政権以降、わが世の春を謳歌してきた瑠麗氏が事態の急変に衝撃を受けているのは想像に難くない。

■特捜部は瑠麗氏の私物も押収

 特捜部による家宅捜索から3週間あまり。瑠麗氏が代表を務めるシンクタンク「山猫総合研究所」とトライベイがシェアする東京・永田町のオフィスのほか、三浦一家が暮らす六本木ヒルズの自宅まで捜査は及んだ。発端は太陽光事業への出資名目で約10億円をだまし取ったとして、トライベイが刑事告訴されたことだ。

「金額の多寡以前に、清志氏の妻が瑠麗氏だからこそ、特捜部が動き出したのは否めない。瑠麗氏の私物も押収された」(捜査関係者)という。いずれ立件されるのか。家宅捜索の容疑を詐欺のほか、業務上横領と報じるメディアもある。

「事実と異なる説明で相手方をだまし、出資金を引き出したのであれば詐欺罪に該当する。一方、出資段階までは問題がなかったものの、そのカネを本来の用途に充てず、着服した場合は業務上横領罪に問われます。業務上横領罪よりも、詐欺の方が当然、悪質性が高い」(元東京地検特捜部検事の郷原信郎弁護士)

 瑠麗氏の人脈の広さから、政界ルートへの展開もささやかれている。そうなれば、激痩せどころではない。