2/14(火) 12:59   KRY山口放送
https://news.yahoo.co.jp/articles/900b95e5f02427637f64e8edeaabcce1212a0664

去年10月に行われた安倍元総理大臣の県民葬について山口県は約5300万円の経費がかかったと発表した。当初の見積もりより1000万円近く下回った。

 安倍元首相の県民葬は去年10月15日に海峡メッセ下関で行われ県内各地には献花会場が設けられた。県が県民葬にかかった経費をまとめたところ総額は5329万4000円で当初の見積額より1000万円近く下回った。

 理由について「駐車場の使用料や会場設営費などが想定を下回ったため」としている。

 県民葬の費用は自民党山口県連や県市長会など葬儀委員会のメンバーも負担することになっていて、県の負担割合は半分の約2660万円、自民党県連は約1330万円、県市長会は約890万円、県町村会は約380万円などとなっている。県は去年の9月県議会に必要経費として約6300万円の補正予算を計上、県議会で可決されていた。

 なお、県民葬を巡っては県内の住民およそ500人が公費の返還を求める住民監査請求を行っていましたが、今月、県監査委員は「監査請求の対象にならず適格性がない」などとして却下している