読者の皆さんが「春菊」と聞いて思い浮かべるのは、どんな野菜だろう。

2023年2月4日、次のような写真がツイッター上に投稿され、話題となった。

https://cdn.j-town.net/thumbnail/2023/02/town20230215235933_large.webp
「蜜」(@mitsu_kimono)さんのツイートより

皿の上に載せられているのは2種類の葉っぱ。明るい色で幅広めのほうに「西の春菊」、深い緑色でギザギザしているほうに「東の春菊」という文字が重ねられている。

投稿者「蜜」(@mitsu_kimono)さんは、写真にこんなつぶやきを添えていた。

「東西で春菊が2種あるのは知ってたけど、久しぶりに東のを食べたら記憶してたより西のと違って驚き」
さらに、「菊科の風味が強く色が濃い分えぐみも強く、(茎写ってないけど)茎が円筒形で太く固い。葉の形がギザギザで歯触りも全く違う」と、続けている。このツイートには7000件を超える「いいね」が付けられ、今も拡散している(2月14日現在)。

「東の春菊」と「西の春菊」、いったいどれほど違うのか? Jタウンネット記者は、蜜さんに詳しい感想を聞いた。

東の春菊の良さは、風味の強さ
投稿者・蜜さんは、関西生まれ・関西育ちで、「東の春菊を食べる機会はあまりありませんでした」。東西の春菊に違いがあることは母から教えられたという。また、蜜さんが住んでいる地域では、たまに東の春菊が売られていることもあるそうだ。

「春菊が好きなので、この季節頻繁に食卓に並びますが、東春菊一株を数日に分けて食べていたある日、西春菊を買い足したため、たまたま2種の春菊が手元に揃いました」(蜜さん)
久々に食べた「東の春菊」は、ゴツく、えぐみがあり、葉も固かったという。そう聞くと「西の春菊」のほうが美味しそうに思えるかもしれないが、東のほうはキク科の風味が強めで、蜜さんはそこが好きなんだとか。

つづき
https://j-town.net/2023/02/16343295.html