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https://news.yahoo.co.jp/articles/a916780d08567532fc064f093cca6f21eed854be

3月5日、自民党の世耕弘成参院幹事長は、『日曜討論』(NHK)に出演。立憲民主党の田名部匡代参院幹事長が「アベノミクスは失敗だと総括しなければならず、異次元の金融緩和の副作用をどうやって取り除くかが政治の大きな責任だ」と述べたのに対し、こう持論を語った。

「アベノミクスは失敗ではありません。もし失敗して経済が悪くなっているんだったら、我々とっくに選挙に大敗して政権を失っています。安倍政権の間、6回の国政選挙に我々はしっかり勝たせていただいていますし、とくに支持率などを見ると、若い人からの支持が非常に高い。これはやはり若年層の雇用を大幅に改善した。私はそういう意味で、アベノミクスは成功だったと思っています」

 2月3日、記者会見で世耕氏はこう述べていた。

「基本的にはアベノミクスはまだ道半ばだ。特に、物価上昇目標2%というのは、いま一部の物価高で数字上は超えているが、実質的にはできていないという状況だ。

 一方、税収を大幅に増やし、雇用状況を改善する、これが国民生活にとって一番重要なところであり、こういった大きな成果は上がっていると思う」

 2月27日、政府が日本銀行の次期総裁候補として提示した植田和男氏の所信聴取では、世耕氏が自ら志願して質問に立った。「官房副長官、経済産業相としてアベノミクスの一端に関わってきた者として確認しておきたいことがあった」と切り出したうえで、「アベノミクスは道半ばだ。継承していくのか」と問いただし、アベノミクス路線の転換をけん制した。

「世耕氏には、アベノミクスを支えた自負があるのでしょう。また、アベノミクス路線が転換されてしまえば、96人を擁する党内最大派閥である安倍派の結束が揺るぎかねない。

 後継会長に意欲を示す萩生田光一政調会長をけん制するためにも、自身がアベノミクスの継承者ということを印象づけたいのでしょう」(政治担当記者)

 だが、世耕氏の「選挙に勝ったからアベノミクスは成功」という発言には、批判の声が多くあがった。

 立憲民主党の米山隆一衆院議員は、3月6日、自身のTwitterにこう書きこんだ。

《逆に言うと、政策通であるはずの世耕議員にして、アベノミクス成功の根拠として、若者の雇用改善と自民党支持しか上げられないという事です。雇用改善は主に、リーマンショックで減らされていた新卒採用が世界経済の回復によって改善した事によるもので、要するに客観的根拠はないという事です》

 SNSではほかにも、世耕氏の発言を批判する声が多くあがった。

《なんという出鱈目な論理。こんな非知性的な政治家しか自民党には居ないらしい》

《この、世耕さんて方、大丈夫だろうか、、、アベノミクスが成功だった、という理屈が、理屈になってない。これが政権与党の人という我が国の状況》

《いや、アベノミクス成功とか言ってる世耕やばいって…アベノミクスの成功は、安倍が言ってた年収150万アップでしょ?あがるどころか下がっとるがな! 》




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