京都府警人身安全対策課と右京署は8日、府迷惑行為防止条例違反(卑わいな言動)の疑いで、大阪府八尾市のコンサルタント業の男(35)を書類送検した。

 書類送検容疑は、昨年10月22、23日、京都市右京区のわかさスタジアム京都の観客席で、大学野球の応援をしていた19歳と22歳のチアリーディング部の女性部員2人=いずれも兵庫県=のスコート内をスマートフォンで動画撮影した疑い。「パンツを見たかった」と話しているという。

 府警によると、男は部員らの直下に座り、膝や太ももの上にスマホを構えて撮影していた。被害女性が気づき、通報を受けた大会関係者が声をかけると、男は逃走して階段で転倒し、右足を骨折したという。

 同スタジアムでは同じ昨年10月22日、チアリーディング部員の女性2人のスコート内を撮影したとして、府警が2月8日に同条例違反容疑で、別の会社員の男(51)を書類送検している。

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