3/10(金) 15:43   FNNプライムオンライン
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小学生の子どもを持つ親たちが相次いで、“#学童落ちた”というハッシュタグをつけて、自らの体験談を投稿。波紋が広がっています。

【画像】「子どもは生んでください、でも学童は入れません」に怒り爆発
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「何がお母さん、『我々はいつでも味方ですよ』、だよ 国なんてクソくらえよ」

「子どもは生んでください、でも学童は入れません。どういうこと?」

親が働いている小学生などを、放課後に預かる「学童保育」。

この4月から子どもを受け入れてもらえず、頭を抱える保護者が増えているといいます。

長男が4月から小学校に入学する女性(40代):
転勤族なので、周りに親族が誰もいない状況で、まさか学童に入れないって思ってなかったんですよね。民間の学童で入れるところというのが、月7万円かかるんです。結局働いてもプラスにならないと言いますか、働く意味がもう無いと言いますか。仕事できないんだなあっていう絶望感でした。

子どもを持つ家庭に、一体何が起きているのか?「めざまし8」は「学童落ちた」という保護者を取材しました。

「本当に絶望」小学生娘2人が“学童落ちた”…落とされた理由も“曖昧”
「説明とかも全くなくて、ある日、突然文章が届いて、来年度は入れませんっていう趣旨の紙が届いただけです」

「めざまし8」の取材にそう話すのは、4月から小学5年生になる長女(10)と、2年生になる次女(7)の娘が2人いるAさんです。

夫婦共働きの男性Aさん(40代):
翌日には市役所に電話で、相談させていただきました。理由としては「利用時間が他より短い」ですとか「上に姉がいる」ので入れないとか言われたんですけど、聞けば聞くほど、理由が二転三転するような形で。本当になんで落とされたのか理由も、結局わからないっていうところです。調べようもない調べる術も無いっていう。本当に絶望でした。もう声も出ないっていうのは、まさにこういうことを言うんだなっていうのを生まれて初めて体感したような感覚でした。

共働きのAさんは、現在は娘2人を学童保育に通わせているものの、「利用時間が短い」「上に姉がいる」という理由から、娘2人とも4月以降学童に通うことができなくなってしまいました。

夫婦の仕事の終了時間は、Aさんは午後5時半、妻は午後7時と遅く、学校から午後2時半に帰ってくる次女、午後4時に帰ってくる長女とは、数時間のずれが。

仕事を早退するしかないのか?7歳の次女に1人で留守番させるのか?

Aさんは今、「仕事を辞めることも検討している」といいます。

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