「紀子さまが、皇嗣家や宮家の護衛を担当する皇宮警察本部・護衛第二課の職員に直接、御仮寓所に出入りする人物のリストを依頼しているのであれば、話は別で、紀子さまは全容を知ることができるでしょう。言ってしまえば、来客記録を24時間監視することができるのです」(前出・皇室関係者)

 ひとり暮らしを始めても、佳子さまは紀子さまの目を逃れられないのだ。
「自由を好まれる佳子さまは、私的な来客をも知りたいと思われる紀子さまに対し、不信感を抱かれるのではないでしょうか。自分のことをいつまでも信頼してくれない紀子さまに対して、ご不満を抱かれてもおかしくありません。すでに溝が生じている母娘関係が、さらにこじれてしまう可能性もあります」(前出・皇室関係者)

■“お茶を飲む”と部屋で長居

 紀子さまのお振る舞いの理由には、自身の“ご経験”があるからかもしれない。紀子さまはご結婚前、秋篠宮さまを訪ねてたびたび、当時の東宮御所があった赤坂御用地へと足を運ばれていた。当時の宮内庁関係者が述懐する。
「おふたりは大学のサークルでもご一緒でしたが、常にほかのご友人がいたため、ふたりきりの時間をつくれずにいました。そこで秋篠宮さまがお忍びで宮邸に紀子さまを招き入れ、庭を散策されることなどがありました」

 秋篠宮さまの自室でゆっくりと過ごされることもあったという。
「“ちょっとお茶を飲むから”と、お付きの者を外に残して、おふたりで部屋にこもられることもありました。紀子さまの滞在時間は徐々に長くなり、帰られる時間があまりに遅くなった場合には、職員が赤坂御用地からほど近いJR四ツ谷駅まで、車でお送りすることもありました」(前出・当時の宮内庁関係者)

 紀子さまはこうしたご自身の“お忍び密会”のご経験から、佳子さまが意中の人を御仮寓所へ招かれてもおかしくないとお考えのようだ。