中国の習近平国家主席は、20日からロシアを訪問し、21日、プーチン大統領と首脳会談を行う予定で、ウクライナ情勢について具体的な仲介に乗り出すのかが焦点。

習主席は、21日に行われるプーチン大統領との首脳会談に先立ち、ロシアメディアに寄稿し、ウクライナ情勢について「話し合いを続ければ、解決するための合理的な方法を見つけることができる」と強調した。

中国としては、ロシアとの連携をアピールし、アメリカをけん制する狙いだが、習主席が今回の訪問でウクライナ情勢をめぐり、具体的な仲介に乗り出すのか注目される。

中国は、王毅政治局委員が2月、プーチン氏と会談したほか、秦剛外相が16日、ウクライナのクレバ外相と電話で会談するなど、双方に関与する動きを続けている。

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