3/22(水) 20:03   THE ANSWER
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WBC決勝で今大会初めて声出し担当、「名言すぎる」とネットで話題に


 野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は21日(日本時間22日)、米マイアミのローンデポ・パークで決勝が行われ、日本が前回王者・米国を3-2で下し、2009年第2回大会以来14年ぶり3度目の優勝。日本は試合前の円陣で大谷翔平投手(エンゼルス)が声出しを今大会初めて務めた。「憧れるのをやめましょう」という名言が飛び出した内容を米メディアも英訳して紹介。米ファンから「この男は野球の神様だ」「史上最も礼儀正しい鼓舞スピーチ」といった感服の声が寄せられている。

【動画】「史上最も礼儀正しい鼓舞だ」と米国人も感動 大谷翔平がWBC決勝前の円陣で声出しを務めた実際の映像
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 ロッカールームで円陣で声出しを務めた大谷の第一声は「僕から一個だけ。憧れるのをやめましょう」。続けて「ファーストにゴールドシュミットがいたり、センターを見ればマイク・トラウトがいるし、外野にムーキー・ベッツがいたり、野球をやっていたら誰しも聞いたことがあるような選手たちがいると思う。憧れてしまっては超えられないので、僕らは今日超えるために、トップになるために来たので。今日一日だけは彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけ考えていきましょう」と語り、「さあ、行こう!」と鼓舞した。

 侍ジャパン公式ツイッターが公開した動画を、米ポッドキャストメディア「ジョムボーイ・メディア」の番組「トーキン・ベースボール」公式ツイッターが引用。大谷の言葉を英訳して紹介した。

 日本人ファンから「名言すぎる」と感動の声が上がった大谷の声出し。米ファンも感動したようで「史上最も礼儀正しい鼓舞スピーチだ」「これは素晴らしいな」「かっこよすぎ」「笑顔でこんなこと言えるのはオオタニだけだ」「リスペクトする」「この男は野球の神様だ」「勝者のメンタリティだね」「伝説的だな」といったコメントが集まった。中には「皮肉なのは、米国代表がオオタニに憧れていることだね」と大谷の存在感の大きさを示す言葉も見られた。その鼓舞に応えるように奮起した侍ジャパン。野球史に残るスピーチとなった。