韓国で「北朝鮮狩り」が始まった…!
韓国では、現在、北朝鮮との繋がりを持つ組織、団体の摘発が相次いでいることをご存じだろうか。

韓国ではそのことに対してさっそく野党からも大きな反発があるが、一体彼らは誰に選出され、どの国のために働く者なのだろうかと疑問に思うことがある。韓国野党で従北姿勢を貫く議員はみな“訪朝経験者”ではないかと疑ってしまうほどに、呆れてしまう。

尹大統領と大統領選で争った李在明氏も、最近になって訪朝していた事実が報道され、訪朝するために多額の寄付を韓国の企業にさせていた疑惑も持ち上がっている。

北朝鮮の外交官としてイギリス大使館に公使として在任していた脱北者議員の太永浩(テ・ヨンホ)氏は、「李在明氏が韓国大統領になっていたら送金問題を盾に金正恩に脅されていただろう」と話していた。

証拠がザックザック…
いま摘発が続く組織、団体からは北朝鮮関与の動かしようもない証拠類も数多く出ている。

文在寅政権下であぐらをかき、新政権でも最大野党の保護下で前政権の様に過ごせると思っていた組織、団体から、金脈を掘り当てたように北朝鮮の関与証拠類がザックザックと出ているのだ。

いまでは朴槿恵大統領退陣ローソク集会をはじめ、最近の左派勢力が繰り広げる大々的な集会、デモの少なくないものが、北朝鮮からの指示のもと行われていたことまでわかってきた。

これまでの反日教育で北朝鮮を「一つの民族」とし「祈願!祖国統一」としていた韓国人でさえ、これほど「金家族信仰(主体思想)」が国内に蔓延しているとは思ってなかっただろう。

私自身、文在寅政権が誕生した時、直感的に「朝鮮学校にいるようだ」と感じた。最近の摘発報道を見ていても、韓国に「金家族信仰(主体思想)」がこれほど浸透していたかと感じさせられる。

韓国の未来は「予測困難」だ
今回の尹大統領の訪日、そして日韓首脳会談は、そうした下準備の成果が結果として現れ出したものだともいえる。国民が悪しき左派からの抑制から目覚めた中で首脳会談が行われたため、それがまた韓国国民に対して最大のアピールとなったのではないだろうかと思う。

そうした中でも、相変わらず韓国メディアは左派議員、組織、団体の偏った意見ばかりを取り上げている。が、国民の意見を肌感覚で捉えきれず、特定の者たちだけの声を拾うそんな報道を信用する人はどんどん少なくなっている。私自身も、そうしたメディアもまた「金家族信仰者」なのだろうかと思ってしまうほどだ。

もちろん、安心はできない。政権が変われば国が大きく変わる韓国にあって、未来永劫安心とは言えない。

日本は、引き続き、韓国政府が元徴用工問題などを国内でしっかり最後まで解決できるかを見定めるなど、身を引き締めて接していかなくてはならないことを肝に銘じたほうがいい。

https://gendai.media/articles/-/107873