自民党の高市早苗経済安全保障担当相は11日の記者会見で、保守分裂となり日本維新の会候補が当選した奈良県知事選に関し「党県連会長として、維新の躍進に至った責任は痛感している」と表明した。同時に「統一地方選の後半戦を乗り切らないといけない」として、当面は県連会長を続投する考えを示した。

 9日投開票の知事選では、党県連が高市総務相時代に秘書官だった新人を推薦。5選を目指した現職とで支持が割れた。

 一方、高市氏は現職が自民党の森山裕選対委員長から激励の電話を受けたと主張していると紹介。党本部が現職を推していたのかとの疑問の声があるとして「こういったことを検証することは大切だ」と語った。

共同通信 23/04/11 12時20分
https://www.47news.jp/9182168.html