東急歌舞伎町タワーに“ジェンダーレストイレ”が設置されたことをきっかけにツイッターでは様々な意見が飛び交い、無くなったとされる“女子トイレ”がトレンド入りしている。

■“女子専用トイレ”がない?
ジェンダーフリーについては世界中で注目され、国際的には後れをとっている日本でも確実に意識が高まってきている。

そうしたなか、14日にオープンした東急歌舞伎町タワーに“ジェンダーレストイレ”が設置された。しかし、地上48階地下5階建ての同施設において「男子トイレとジェンダーレストイレで女子トイレが無い」との情報が上がったことでツイッターでは様々な意見が…。

実際には“ジェンダーレストイレしかないのは2階だけ。他フロアは男女別トイレがある”との情報もあり、詳細については不明だが、“ジェンダーレストイレ”の在り方が問われているようだ。

■「何故そうなる」「困る」との声
この“ジェンダーレストイレ”について「女子トイレに並ぶときあるから選択肢増えるのは歓迎」「個室広めでバリアフリーにしてくれたら異性の介助で悩んできた者としてありがたい」といった肯定的な声もみられるが、「私たちの場所を減らすだけならともかく無くして、平等になりましたって…」と疑問の声も。

ジェンダーレスを取り入れた結果“女性専用がなくなる”ということに「何故そうなるのか信じられません」「なんで真っ先に女子トイレを抹殺するのか」「女子トイレなくされると困る」といった声が多く見られた。

■親目線では「利用しやすい」と歓迎も
一方で「背高めの小1男児、女子トイレに一緒に入るにはためらうサイズ感だし、男子トイレに1人で入らせるわけにはいかない心もとなさ」と、“女子トイレにはいつまで一緒でもOKか問題”に直面する男児の母親も。そういった点から「男の子連れママ、女の子連れパパにはありがたい」との声もあり、異性介助と同様に歓迎との意見も多く見られる。

また「(母親が息子を男子トイレに1人で行かせたら)息子、知らない紳士と手を繋いで出てきた」とちょっとヒヤッとする体験談も寄せられており、防犯の点から親目線では歓迎のよう。

しかしなかには「小学校高学年ぐらいの男の子が図書館の女子トイレの中で物色? しているのに遭遇したことある」という声もあり、サニタリーボックスを漁る行為など性的な面においては大人も子供も不安に思う人はいるようだ。

(文/Sirabee 編集部・今井のか)

https://sirabee.com/2023/04/18/20163061979/