週刊女性2023年5月2日号
https://www.jprime.jp/articles/-/27575

■悠仁さまは強く自己主張をなさる段階

 今春、秋篠宮ご夫妻と悠仁さまは新居に引っ越された。計34億円超をかけて、昨年9月に完成した秋篠宮邸の本邸だ。
「登下校時は、前後に数人の護衛がついているものの、基本的におひとりです。学校から少し離れたところで車を乗り降りされていますが、近所に住んでいても“1度もお会いしたことがない”という人がほとんど。おそらく気がついていないだけだと思いますが」(筑附高の近隣住民)

 今年9月には17歳をお迎えになる。“花のセブンティーン”は目前だ。
「思春期の悠仁さまは、自我が芽生え、強く自己主張をなさる段階に入られていると聞きます。これまで子育てに奔走されてきた紀子さまも、思春期男子と向き合われるのは初めて。お姉さま方の高校時代とは違った難しさがおありなのではないでしょうか」(宮内庁関係者)

 多感な時期をお迎えの悠仁さまは、ご自身の立場に悩み、葛藤されているという話もある。
「天皇家の長子である愛子さまこそ次期天皇にふさわしいという声は根強くあり、ネット世代の悠仁さまも当然、見聞きされていると思います。“男系男子”を理由にご自身が即位することは、ジェンダー平等が進む現代社会に逆行することになる。悠仁さまは“規定路線”を歩むことに躊躇われているのではないでしょうか」(宮内庁OB)

 同級生には伝わらない皇族としての気苦労や、ご両親に打ち明けることができない未来への不安。悩み苦しむ悠仁さまを近くで支えてこられたのが、姉の佳子さまだ。
 一般市民と比べて交友関係が限られている悠仁さまにとって、幼少期から共に生活してきたお姉さま方は、かけがえのない存在だ。

「皇室という特殊な生活空間を共有することで、連帯意識が生まれ、きょうだいの仲が深まると推察できます」(皇室制度に詳しい静岡福祉大学の小田部雄次名誉教授)
 きょうだいには、この春、大きな変化があった。前述のとおり、秋篠宮ご夫妻と悠仁さまは新居へ引っ越されたが、佳子さまのみが『御仮寓所』に残り、ひとり暮らしをされているという。

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>>2に続く