大宮冬洋フリーライター
4/18(火) 12:25
今月は愛知県蒲郡市にて17名で宴会。中央奥のメガネ男性が筆者です。(参加者撮影)
「スナック大宮」と称する読者交流飲み会を東京、愛知、大阪などの各地で毎月開催している。味わいのある飲食店を選び、毎回20人前後を迎えて和やかに飲み食いするだけの会だ。2011年の初秋から始めて、今月の愛知・蒲郡での開催で140回目に到達した。のべ2800人ほどと飲み交わしてきた計算になる。

 筆者の読者というささやかな共通点がありつつ、日常生活でのしがらみがない一期一会の集まり。30代半ばから50代半ばまでの「責任世代」が多い。お互いに人見知りをしながらも美味しい料理とお酒の力を借りて少しずつ打ち解けて、しみじみと語り合えている。そこには現代の市井に生きる人の本音がにじみ出ることがある。

その会話のすべてを再現することはできない。お客さんの1人と改めて対話をした内容をお届けする。会話に参加する気持ちで読んでもらえたら幸いだ。

***カナさん(仮名。独身女性、52歳)との対話***

縁もゆかりもない土地に一人で引っ越して来たばかり。会社以外の人間関係も広げたい
――カナさんはスナック大宮に初参加でしたね。そもそもどうやってこの食事会を見つけたんですか?

 大宮さんの連載「晩婚さん、いらっしゃい!」を以前から読んでいます。晩婚というカテゴライズで、普通に生活している人たちの話を集めていますよね。有名人や変わった人たちじゃないところがいいな、と思っています。

 私自身は結婚したことがなく、婚活したりする予定もありません。このまま一人で生きていくんだろうなと思っています。自由な身なので、去年の秋に愛知県の会社に転職をして引っ越してきたばかりです。スナック大宮が県内で開催されると知り、ぜひ参加したいと思いました。

――その前は長く首都圏に住んでいたんですよね。

 はい。今は会社の近くで一人暮らしをしています。まだ仕事関係の人しか知り合いがいないので、完全にプライベートな友だちが欲しいなと思ったのもスナック大宮に参加した理由です。ゆるくつながって、休みのときにゴハンに行けたりする人ができたらいいなと思っています。