https://www.uxtv.jp/wp/wp-content/uploads/2023/04/%E9%87%91%E5%B1%B1%EF%BC%91.jpg
相川金山内で説明を聞く

佐渡市の相川金山で戦時中、強制動員されたという韓国人の遺族らが21日、佐渡市を訪れ、当時の記録などを確認しました。世界遺産登録に向けた動きを批判しています
韓国から佐渡市を訪れたチョン・ウンジンさんと妻のキム・サムニョさん。佐渡博物館で当時、相川金山で働いていた朝鮮半島出身者に配給されたタバコ台帳を確認しました。
チョンさんの父、チョン・サンドンさんは1944年から2年間、働いていて、日本名の「東本﨎童」の名前がありました。

■チョン・ウンジンさん
「お父さんの名前を確認して私は胸が詰まる思いでいっぱいでした」

相川金山の「道遊坑」では、当時、粉塵が舞う現場で、空腹との闘いだったという説明を聞きました。

■チョン・ウンジンさん
「父がこういう暗い監獄のようなところで、まともに食べることもできずに、労働させられたということはほんとに胸が痛いです」

日本政府が江戸時代に焦点を当てて、佐渡金山の世界遺産登録を進めていることについては…

■チョン・ウンジンさん
「日本政府が強制動員という歴史を隠そうとしているが、真相を明らかにすることが大事、そのままで世界遺産というのは残念、未来に歴史を正すことが大切です」

一行は22日、佐渡市で支援者らとの集会を開催します。

https://youtu.be/hTh9ifzh52c

https://www.uxtv.jp/ux-news/%e9%87%91%e5%b1%b1%e3%81%a7%e5%bc%b7%e5%88%b6%e5%8a%b4%e5%83%8d%e3%81%ae%e9%9f%93%e5%9b%bd%e4%ba%ba%e3%81%ae%e9%81%ba%e6%97%8f%e3%81%8c%e4%bd%90%e6%b8%a1%e5%b8%82%e3%82%92%e8%a8%aa%e5%95%8f%e3%80%80/