関西電力決算 昨年度経常損益は赤字も今年度は最高益の見通し

https://www3.nhk.or.jp/lnews/osaka/20230428/2000073312.html
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関西電力が発表した昨年度=1年間の決算では、LNG=液化天然ガスなどの
燃料価格が上昇したことから、経常損益は66億円の赤字となりました。
一方、今年度の業績については、原発の再稼働が進むことなどから、過去最高益を更新するという見通しを示しました。

関西電力が発表した昨年度1年間のグループ全体の決算では、LNGや石炭などの燃料価格が上昇したことから、経常損益は66億円の赤字となりました。
一方、会社では、今年度1年間の業績について、この夏に高浜原発の1号機と2号機の再稼働が予定されていることや
燃料価格の値下がりが見込まれることから、最終的な利益が過去最高の3050億円になるという見通しを示しました。

関西電力の森望社長は決算会見で電気料金の値下げについて問われたのに対し、
「業績予想には一定の前提を置いていて、その前提がどう変わっていくのかはよく見ていかないといけない。
状況変化を見極めることがまず大切なのではないか」と述べるにとどめました。
一方、社員らが競合他社の顧客情報を不正に閲覧していた問題を受け、会社では、
4月末まで営業活動を自粛するとしていましたが、国に業務改善計画を提出するまで自粛を続けることも明らかにしました。

04/28 08:43