■宮内庁職員が怖れる秋篠宮家への異動

紀子さまのご姿勢に対して、プレッシャーを感じる職員も少なくない。
「渋滞にはまると機嫌が悪くなるという紀子さまのお顔について、皇宮警察官が“般若”と呼んでいるという証言を、昨年6月16日発売の『週刊新潮』が報じたこともありました。また、日常的な仕事の要求水準の高さや緻密さを求められることで、紀子さまに叱責されることに慄き、秋篠宮家への異動には後ろ向きな宮内庁職員が増えてしまっているのが実状です」(前出・宮内庁関係者)

こうした皇嗣家の現状について、静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さんはこう懸念する。

「紀子さまが細やかな要望を職員たちにお伝えになること自体は問題がないと思いますが、それが一方的な“命令”であってはならないと思います。紀子さまが絶対的な立場と権限をもって職員たちに命令を下しているのであれば、国民に寄り添い、国民と共に歩もうとする皇室のあり方を、足元から動揺させてしまいかねません。
皇統を担う秋篠宮ご一家と職員たちとの信頼関係が弱まることだけではなく、そうしたスタンスが国民との接し方に結びついてしまうのではないかと思うと、皇室の未来にとって深刻な問題だと感じています」

本来“般若”は“仏の智慧”を表す言葉でもある。紀子さまにはこれまで以上のお知恵とご慈愛で、職員たちの職場環境を整え、信頼関係を強めていただきたい。

※一部省略