[キーウ/ベルリン 14日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は14日、ドイツを訪問し、ショルツ首相と会談した。会談後の共同会見で今年中にロシアの敗北を決定づけることができる、と自信を示した。

ゼレンスキー氏の訪独はロシアによるウクライナ侵攻後初めて。13日にはイタリアを訪問し、政府関係者やローマ教皇フランシスコと面会した。14日にはマクロン仏大統領とも会談した。

共同会見でゼレンスキー氏は「今こそ戦争の終結を決定づける時であり、今年中に侵略者の敗北を決定づけることができる」と述べた。

ショルツ氏は必要な限りウクライナを支援し続けると強調した。

ドイツ政府は13日、ロシアのウクライナ侵攻以降最大となる27億ユーロ(30億ドル)規模の新たな軍事支援を表明していた。

ゼレンスキー氏は、ロシアとの和平に関して話し合う用意はあるが、和平案はウクライナの立場と和平計画に基づくものであるべきだと強調した。

https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-germany-zelenskiy-idJPKBN2X50H8