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首脳会談を前に握手する岸田文雄首相(右)とバイデン米大統領=18日午後、広島市中区(代表撮影)

 岸田文雄首相は18日午後、同日来日した米国のバイデン大統領と広島市で会談した。軍事的威圧を強める中国への対応や、長期化するロシアのウクライナ侵攻などで先進7カ国(G7)が連携して対応することを確認。19日開幕の先進7カ国首脳会議(G7サミット)の議長として、認識の擦り合わせを図った。

 首相は冒頭、中ロの動向を踏まえ「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を守るG7の揺るぎない意思を示したい」と呼び掛けた。大統領は「日本のリーダーシップはG7の中で十分に発揮されている」と歓迎し、「ロシアに対し、ウクライナ侵攻の責任を問うていく」と強調した。

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