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次期衆院選の見通しについて発言する岡田克也・立憲民主党幹事長(中央)=2023年5月20日、津市、山本知弘撮影

 立憲民主党の岡田克也幹事長は20日、津市内の記者会見で「岸田さんにとって、いまはいろんな意味で有利な状況。解散はあり得る」と述べ、G7広島サミット終了後に岸田文雄首相が衆議院解散に踏み切る可能性が高いとの見方を示した。7月の衆院選を念頭に「150議席」獲得への準備を急ぐ考えだ。

 泉健太代表が次期衆院選で現有の1・5倍の150議席に達しなければ辞任すると発言したことについて「簡単な目標ではないが代表の覚悟を示したもの」と述べ、その目標を前提に態勢を整えたいと説明した。

 三重県内では1区(津市など)や4区(伊勢市など)で立憲は立候補予定者が固まっていない。記者会見に同席した県連の中川正春代表は公募に応じた人物が複数いるとしたうえで、「空白区を埋めることに努力したい」と話し、調整を進める意向を示した。(山本知弘)

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