日立で特殊詐欺被害 80代男性が約3500万円を詐取される

https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20230522/1070020880.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いのでご注意を

茨城県日立市に住む80代の男性が、長男を名乗る男からかかってきたうその電話を信じて
現金およそ3500万円をだまし取られ、警察は詐欺の疑いで捜査しています。

警察によりますと、今月18日の午後2時ごろ、日立市に住む87歳の男性の自宅に長男を名乗る男から、
「上司の母親が借金をしてしまい、お金が必要になった。2、3日で返すので、家にあるだけ貸してほしい」と電話がありました。
このあと長男を名乗る男から再び電話があり、およそ3500万円が準備できたと伝えると、
「取りに行く人がいるから渡してほしい」と指示されたということです。
話を信じた男性は、午後4時ごろに自宅を訪れた男に現金を渡してしまったということです。

男性は20日、実家を訪ねた長女に経緯を伝え、長女が長男に確認したところ、だまされたことに気付いたということで、警察は詐欺の疑いで捜査しています。
警察によりますと、21日までの1週間に県内では特殊詐欺の被害がこの件も含めて8件確認されていて、被害額はおよそ3780万円に上っています。
警察は、被害を防ぐために自宅の電話は常に留守番電話に設定し、
電話に出ないようにすることや、自宅に多額の現金を置かないようにすることなどを呼びかけています。

05/22 17:28