女子プロレスラーのダンプ松本(62)が2日深夜放送の
テレビ東京系「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~」(木曜深夜・前0時)に出演。
32年にも及ぶ「依存症」を告白した。

 松本は1980年代に、金髪と悪魔のような派手なペイントメイク姿で注目を浴び、
ブル中野とタッグを組んで「極悪同盟」の悪役レスラーとして活躍。女子プロレス旋風を巻き起こしたが、
その陰で「パチンコ依存症」に苦しめられていた。

 「次長課長」河本準一が「一日でどれくらいパチンコに貯金したんですか?」と質問。
松本は「1台には16万円入れたりとか」と衝撃の告白。続けて河本は「パチンコでは総額どれくらい…」と恐る恐る聞くと、
松本は「マンション買えちゃうくらいじゃないですかね、きっと。何年もですからね」と言うと、スタジオは驚きに包まれた。

 そもそもパチンコにハマったのは、練習生時代だった19歳。ある出来事がきっかけだった。
「初めてパチンコ屋さんに行ったのが…(練習の)マラソンコースにあって。
長与千種と(一緒)だった思うんだけど。練習中にのどが渇くから、300円くらいを隠して持ってるんですよ」という。
そこでパチンコ店へ入り「ジュースを買うかパチンコをやるか、どうする?って。
(パチンコを)やったら当たりが一発で出ちゃったんですよ。
300円で9000円になりました」と30倍に増え「出ちゃったらからやめられないよね~」と当時を振り返った。

 こうしてパチンコの虜になった松本。24歳でブレイクし、
当時の年収は「MAX4000万円くらいあったみたい」と告白した。
年間300試合の合間にパチンコに通い、稼いだお金を湯水のようにつぎ込んだ。

 パチンコ店では、当たる台をチェックする通称“ハイエナ”にお気に入りの台を奪われないようにするため、
軍資金の準備に余念がなかったという。
手元のお金がなくなっても「店内にATMがあるから」と続行。
「(パチンコ台が自分を)呼んじゃってるから。おいで~あとちょっとで(当たりが)出るよ~って」と、止まらなかった。

 松本は27歳でプロレスを引退。時間に余裕ができると、パチンコ通いは加速した。
「9時に行って並んで整理券もらって。夜11時まで『蛍の光』がかかってる」と一日中居座った。
河本が「ご飯はどうするんですか?」と質問すると、松本は「パンを売りに来るから、80円くらいでカレーパン1個食べて。
1000円札を崩すと、また(当たりが)出るかもしれないから、崩したくないんですよ。
だから(食事は)小銭で」という徹底ぶりだった。

 続