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捕まったグレタさん(ロイター)

 元〝環境少女〟で環境活動家グレタ・トゥーンベリさん(20)が5年前にツイッターに書いた〝予言〟がはずれ、ツイッターが騒ぎになり、ニュースになった。英メディア・GBニュースが21日、報じた。

 グレタさんは2018年6月21日午前11時18分、ツイッターに「トップの気候変動科学者は、今後5年間で化石燃料の使用をやめなければ、気候変動が人類を滅ぼすことになると警告している」とツイートした。

 当時から、このグレタさんが書き込んだ内容はツイッター上で取り上げられてきた。グレタさんはあくまで気候変動に警鐘を鳴らしたわけだが、ツイッターユーザーはこれを〝予言〟ととらえたからだ。グレタさんは今年3月ごろ、このツイートを削除した。それでも、魚拓、スクリーンショットが拡散した。

 そして、この23年6月21日午前11時18分を前に、世界中のツイッターユーザーが「今日が人類滅亡の日だ」とツイートし、GBニュース司会者も「最後の時間を楽しんでください。なぜなら、グレタ・トゥーンベリさんとトップの気候科学者によると、人類は今日の午前11時18分に絶滅するでしょう。なぜなら私たちが化石燃料の使用をやめなかったからです」と記した。幸いにも人類は滅亡しなかった。世界中のユーザーは「グレタさんの予言は外れた」と騒ぎになった。

 ちなみにグレタさんは現在、グレタ容疑者となっている。先日、スウェーデン南部の都市マルメにある港で石油タンカーを5日間阻止したとして逮捕されたからだ。

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