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日本維新の会の藤田文武幹事長は次期衆院選で立憲民主党との選挙協力は行わないことを改めて明言した(撮影・大上悟)

日本維新の会の藤田文武幹事長は5日、国会内で会見し、次期衆院選を巡って野党共闘に否定的だった立憲民主党の泉健太代表が4日、一転して野党間の候補者調整を積極的に行うと方向転換したことについて「うちは最初から最後まで、表でも裏でも、選挙区調整はやりません、と申し上げてきた」と立民との選挙協力を改めて否定した。

立民の岡田克也幹事長は4日、「簡単ではないと思う」とした上で維新にも打診する考えを示したが、国民民主党も立民との選挙協力には消極的な姿勢を崩していない。藤田氏は「野党じゃなくて共産党さんとの調整ということでしょう。それは前回(衆院選)も、やられているんで元に戻ったということ。裏でやるよりも表で組んでいただいた方が、ぼくらも戦いやすいし、国民のみなさんも分かりやすい。いいことだと思う」と冷ややかに語った。

この日、次期衆院選小選挙区の立候補予定者として海老沢由紀氏(東京29区)ら6人が発表され、立候補予定者は計97人となった。

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