(えひめ県)

高校生が料理でカメルーン文化学ぶ

https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsuyama/20230710/8000016324.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いのでご注意を

県内の高校生に海外の文化を身近に感じてもらうおうと、青年海外協力隊として
カメルーンに派遣されていた男性が講師となって、現地の家庭料理を作る出前授業が行われました。

この授業は、青年海外協力隊の経験者などが県内の高校生など若者に料理を通じて海外の文化を身近に感じてもらおうと、
年に3回行っているもので、10日は松山商業高校の3年生、およそ40人が参加しました。
講師を務めたのは、青年海外協力隊としてカメルーンにおよそ2年暮らしていた久場勝弘さんで、
はじめに現地で井戸を修理したことや、きれいな水が手に入りにくいことなど、経験した生活について話しました。
このあと、生徒たちは、久場さんの指導を受けながら、ピーナツペーストで豚肉などを煮込む
「アラシッドソース」と呼ばれるカメルーンの家庭料理作りに挑戦し、香辛料のターメリックで味付けした米に盛りつけていました。
参加した女子生徒は「今まで食べたことがない不思議な味がしました。
話を聞いて途上国で困っている人を助けることに興味が湧きました」と話していました。
講師を務めた久場さんは「多くの人にさまざまな文化を知ってほしいと思って企画しました。
この授業が海外の文化を知るきっかけになればうれしいです」と話していました。

07/10 19:02