マイナンバー問題を抱える河野太郎デジタル相を、立憲民主党長妻政調会長が「信頼性が疑問視される」と20日、批判した。

これは、立ち入り検査を受けたデジタル庁と、検査を行った個人情報保護委員会を、ともに所管しているのが河野デジタル相であることを指摘したもので、「どう考えてもおかしい」と疑問を呈した。

長妻氏は、さらに個人情報保護委員会に、これまでの立ち入り検査の情報を公開するよう求めたところ、「それは秘密…言えない」と情報が開示されなかったことを明らかにした。

こうしたことを併せて長妻氏は、所管大臣が同じ、個人情報保護委員会からデジタル庁への立ち入り検査について(情報を開示しないよう)忖度、配慮していると言わざるを得ない」と批判した。

河野大臣は、今回の立ち入り調査については「個人情報保護委員会の求めに応じて適切に対応していく」とコメントしている。

https://www.fnn.jp/articles/FNN/559761