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 昨日からブランドロゴのデザイン変更が始まった「X」(Twitter)。同サービスを運営するX社はオフィスビルに掲げられた「Twitter」の文字を外そうとしたようだが、道路使用許可を取っていなかったために警察によって阻止され、「er」の文字だけが残ってしまう珍事が発生。この様子はアメリカ・サンフランシスコ州のIT企業に務めるWayne Sutton氏(@waynesutton)によってツイートされた。

 Twitterから「X」へのリブランディングは、やはり突発的に始まったものなのだろう。通常、ブランド名を刷新する場合は入念な準備のもと、事前の発表と告知を踏まえて徐々に移行されることが多い。しかし、今回はその性急さが仇となった形だ。インターネットのサービス名を変更するのに許可はいらないが、道路の使用許可を取る必要はある。

 ところで、現在TwitterのiOS版アプリはまだ「Twitter」というアプリ名のまま。アイコンも青い鳥が使われているが、こちらもApp Storeの審査が完了次第、変更されるのだろう。見納めとなるこの期間は、Twitterの青い鳥を慈しみながら過ごそうと思う。

(文=リアルサウンドテック編集部)

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