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▲共に民主党・金恩京革新委員長

 韓国野党・共に民主党の金恩京(キム・ウンギョン)革新委員長が青年座談会で「なぜ老い先短い方々が1対1で(平等に)表決しなければならないのか」述べ、余命に比例した投票権行使が合理的だという趣旨の発言を行い、論議を呼んでいる。

 民主党革新委は7月31日、ソウル市城東区で20・30代の青年との座談会を開いた。金委員長は席上、「次男は22歳になったばかりだが、中学1年なのか2年の時に『なぜ年配の人が我々の未来を決めるのか』と質問した」と述べ、息子と交わした会話内容を明らかにした。そして、余命に比例して投票すべきという考え方は「とても合理的」だと言及した。

 ただ「民主主義国家では『1人1票』の選挙権があるため不可能だと説明した」とし、「投票所に若い方が出かけてこそ意思が表示されると結論づけた」と当時を振り返った。

 これに対し、与党国民の力の朴大出(パク・テチュル)政策委議長はフェイスブックを通じ、「民主党の『高齢者蔑視DNA』が再び頭をもたげた。有利・不利だけを突き詰める政治的計算がもたらした暴言だ」と批判。「経験に基づいて国を心配する高齢者が民主党には好ましい存在ではないかもしれないが、度が過ぎている」と指摘した。

チェ・スヨン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版

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