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 日本有数のフルーツ王国・山梨県笛吹市で、高級ブドウ「シャインマスカット」の木が切断される事件が相次いでいる。

 被害にあった農家によると16日、シャインマスカットの木20本が切断されたことに気づき、警察に被害届を提出したという。

「ブドウの苗木を支える支柱が木と一緒に切られていた。切り口を見ると機械で切ったんだなと」(被害にあった農家・以下同)

 切断された木はほとんどが去年植えられたもので、来年には約2000房のシャインマスカットが実る見込みだった。ブドウ畑に防犯カメラは設置されておらず、被害を受けて急いで取り付ける予定だと話す。

「2年分の労力が無駄だったことになる。真面目にやっている人が馬鹿を見るのは一番つらい」

 市内では7~8月にかけて、収穫直前のシャインマスカットが盗まれる被害があり、去年もシャインマスカットなどのブドウの木が31本切られる被害があった。去年被害にあった農家は次のように語った。

「木が根元から切られている。うちもそうだったけど(目的は)栽培できないようにするためだと思う。根元から切られると全て枯れてしまう。全部だめだと思う」

 相次ぐ被害を受け、警察は捜査を進めている。(『ABEMAヒルズ』より)

https://times.abema.tv/articles/-/10091970